トゥルクメン共和国(読み)トゥルクメンきょうわこく(その他表記)Turkmen

翻訳|Turkmen

旺文社世界史事典 三訂版 「トゥルクメン共和国」の解説

トゥルクメン共和国
トゥルクメンきょうわこく
Turkmen

1924年成立の旧ソ連構成国
現在のトゥルクメン地域に8世紀ころトルコ系オグズ族が移住,その後イスラームを受け入れ,11世紀にセルジューク朝を誕生させた。その後,この地域は13世紀にモンゴル帝国,14世紀後半からティムール朝に支配された。さらにウズベク族のヒヴァ・ブハラ両ハン国やペルシアからの侵略を受け,19世紀後半から帝政ロシアの支配下に置かれた。ロシア革命でソヴィエト政権が成立し,自治共和国となったのち,1924年トゥルクメン−ソヴィエト社会主義共和国が成立。翌1925年,ソ連構成共和国の1つとなった。その後,1991年ソ連における八月クーデタ(反ゴルバチョフ−クーデタ)後,10月に国名トゥルクメニスタンに変更し,同時に独立を宣言。12月末独立国家共同体(CIS)創設協定に調印。1992年3月国際連合に加盟,5月には文字をキリル文字からラテン表記に変更する方針を表明。1995年12月,永世中立を宣言。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む