現代外国人名録2016 「トニーラルーサ」の解説
トニー ラルーサ
Tony La Russa
- 職業・肩書
- 元大リーグ監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1944年10月4日
- 出生地
- フロリダ州タンパ
- 本名
- La Russa,Anthony
- 学歴
- 南フロリダ大学(法律)卒
- 受賞
- 最優秀監督賞(アリーグ)〔1983年・1988年・1992年〕,最優秀監督賞(ナリーグ)〔2002年〕
- 経歴
- 1963年18歳で大リーグのアスレチックスに入団。同年5月メジャーに初昇格するが、その後はマイナー暮らしが続く。’71年ブレーブス、’73年カブスでプレーしたが、選手としては大成しなかった。ホワイトソックスのコーチを経て、’79年34歳で監督に昇格。’83年地区優勝を果たす。’86年シーズン途中で解任され、古巣アスレチックス監督に就任。’88年からリーグ3連覇、’89年世界一に導いた。’96年からカージナルスの指揮を執り、同年、2000年、2002年、2004年、2005年、2006年、2009年地区優勝。2004年ナリーグ優勝を果たし、史上6人目の両リーグ制覇を達成。2006年は史上2人目の両リーグでの世界一となった。2009年6月対ロイヤルズ戦で史上3人目となる監督通算2500勝を達成。2011年6月監督として史上2人目の通算5000試合出場を達成。同年はワイルドカードで勝ち上がり、レンジャーズとのワールドシリーズでは2勝3敗から逆転してチームを11回目の世界一に導いた。ワールドシリーズ優勝直後、電撃引退。監督歴33シーズンで5097試合を指揮し、2728勝2365敗、勝率.536。リーグ優勝6回(1988〜90年,2004年,2006年,2011年)、ワールドシリーズ優勝3回(1989年,2006年,2011年)。現役中から大学に通い、1979年オフに弁護士資格を取得した頭脳派で、徹底した投手分業制を敷くことで知られた。独特の髪型とサングラスが特徴。スペイン語に堪能。16シーズン率いたカージナルス時代の背番号10は永久欠番になっている。2014年大リーグ殿堂入り。現在はダイヤモンドバックスの編成責任者を務める。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報