トマスルックマン(その他表記)Thomas Luckmann

20世紀西洋人名事典 「トマスルックマン」の解説

トマス ルックマン
Thomas Luckmann


1927 -
オーストリア宗教社会学者。
オーストリア生まれ。
ドイツおよびアメリカで社会学を専攻し、1967年「見えない宗教」が、欧米の宗教社会学界に強い衝撃を与える。哲学的人間学に立って宗教を定義し、現代社会における宗教の変動を、宗教の衰退ではなく、教会志向型の宗教から個人化された宗教性という新しい社会形態への変化として位置付けた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android