とみこうみる

精選版 日本国語大辞典 「とみこうみる」の意味・読み・例文・類語

と み こうみる

① 右や左を見る。あちらを見たりこちらを見たりする。きょろきょろする。
読本椿説弓張月(1807‐11)後「ふたたび汀渚(みぎは)に走り出、と見かう見れど」
一つ対象をいろいろな方向からながめる。ためつすがめつ見る。
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙一八「皃鳥(かほどり)を右視左視(トミカウミ)て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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