20世紀西洋人名事典 「トミーテューン」の解説
トミー テューン
Tommy Tune
1939.2.28 -
米国の振付師,演出家。
テキサス州ウイチタ・フォール生まれ。
子供の頃は背が低かったが、14才頃から急に伸びて198センチとなった。テキサス大学で演劇を学び、ダンサーとなる。ミュージカルに出演した後、ハリウッドへ行き「ハロー・ドーリー」(1969年)等に出演し、人気が出た。再びブロードウェーに戻って出演した「シーソー」(’73年)により一流ダンサーとして認められた。振付・演出は「ザ・クラブ」(’76年)からで「テキサス一番の娼家」(’78年)等でヒットを飛ばし、「ナイン」(’82年)で、最も注目されるディレクター・コレオグラファーとなった。「グランドホテル」「ウィル・ロジャーズ・フォーリーズ」で90年、91年トニー賞演出賞、振付賞を連続受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報