トモダチ作戦被曝訴訟(読み)ともだちさくせんひばくそしょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「トモダチ作戦被曝訴訟」の意味・わかりやすい解説

トモダチ作戦被曝訴訟
ともだちさくせんひばくそしょう

2011年(平成23)3月に起きた東日本大震災直後のアメリカ軍による支援・救援活動「トモダチ作戦」(Operation Tomodachi)に従事したアメリカ兵8人が2012年12月に、東京電力を相手取ってカリフォルニア州サン・ディエゴ連邦地方裁判所に起こした訴訟。東京電力福島第一原子力発電所の事故情報が正確に伝えられず、危険なレベルまで被曝し、将来、癌(がん)になる可能性が高まったと主張している。直接的被害の補償金として一人当り1000万ドル(8人で計8000万ドル)、東京電力が注意喚起を怠ったことへの懲罰的賠償として3000万ドル、あわせて1億1000万ドルの損害賠償を請求した。これとは別に、将来の医療費支出に備えて約1億ドルの基金創設も求めた。福島第一原発事故後、海外で東京電力を相手取った訴訟が起きるのは初めてである。

 原告はアメリカの原子力空母ロナルド・レーガン乗組員で、トモダチ作戦実施に伴い、約5500人の乗組員とともに三陸沖へ急派された同空母の甲板上などで作業をしており、空母が福島県の沖合洋上にいた際、福島第一原発事故によって被曝したと主張している。被曝線量などは明らかになっていない。

[編集部]

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