トラスコット石(読み)トラスコットせき

最新 地学事典 「トラスコット石」の解説

トラスコットせき
トラスコット石

truscottite

化学組成Ca14(Si24O58)(OH)8・2H2Oの鉱物。三方晶系,空間群,格子定数a0.977nm, c1.906, 単位格子中1分子含む。無・白・淡橙色,ガラス~真珠光沢,葉片状結晶の集合体。劈開{0001}完全。硬度3~4,比重2.35。薄片中無色。屈折率ω1.55, ε1.53, 一軸性負。火山岩・火山砕屑岩の空隙に産し,石英を伴うことが多い。ガイロル石族に属し,ライエル石のAlをSiで置換し,アルカリイオンと水分子の一部を除去したものに相当。1914年発見。この鉱物が発見された鉱山の経営者,のちに英国立鉱山学校教授のS.J.Truscottにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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