吉岡石(読み)よしおかせき

最新 地学事典 「吉岡石」の解説

よしおかせき
吉岡石

yoshiokaite

化学組成Ca1−x(Al, Si)2O4の鉱物。月岩石から発見されたネフェリンと類似の構造をもつ珪酸塩鉱物。三方晶系,空間群。格子定数a0.992nm, c0.822, 単位格子中8分子含む。一軸性正。月の高地から回収された角礫岩の中から発見された。950~1,200℃でガラスの失透により生成する準安定相とみられる。月の高地の斜長岩から衝撃作用によって生成したと考えられる。月岩石での発見以前に合成により,この物質の存在を確認していた吉岡隆(1935~83)にちなみ命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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