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海馬 かいばhippocampus

翻訳|hippocampus

8件 の用語解説(海馬の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

海馬
かいば
hippocampus

大脳皮質側頭葉の奥深くにある大脳古皮質の一領域。近年,脳生理学における記憶メカニズムの研究は海馬を中心に進んできており,少なくとも新しい記憶の貯蔵装置としての海馬の役割は疑う余地がなくなった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

うみ‐うま【海馬】

タツノオトシゴの別名。

かい‐ば【海馬】

セイウチの別名。
タツノオトシゴの別名。
大脳辺縁系の一部で、側脳室の近くにある部位。古皮質に属し、本能的な行動や記憶に関与する。形がタツノオトシゴに似ることから、16世紀にイタリアの解剖学者アランティウスが命名した。アンモン角
[補説]3で、形が神話の海馬ヒッポカンポスに似るところからいうという説もある。

とど【海馬/胡獱】

アシカ科の哺乳類。雄は体長約4メートル、体重1トンに達する。体は黒褐色で、頭の幅が広くて後頭部が低く、ひげがある。繁殖期には1頭の雄が多数の雌を従える。太平洋北部で繁殖し、冬に北海道などでもみられる。

出典|小学館
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栄養・生化学辞典の解説

海馬

 脳の部位の名称で,側頭葉の下内部,側脳室下角底面の部位.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

かいば【海馬 hippocampus】

脳の内部にある古い大脳皮質部分で,その原始型は魚類や両生類にもみられる。ギリシア神話に登場する海神ポセイドンが乗る海の怪物ヒッポカンポスHippokamposの下半身についている魚の尾の形にこの部分が似ているので名づけられた。海馬にはさらに海馬采,海馬足,海馬鉤などの部分的名称が与えられている。 海馬は,昔から嗅覚(きゆうかく)機能に関与するとされてきたが,嗅覚系の発達のよくないヒトやクジラなどにもよく発達しており,嗅覚との関連は薄いものである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

うみうま【海馬】

タツノオトシゴの異名。

かいば【海馬】

〔seahorse〕
セイウチの別名。
タツノオトシゴの別名。
〔hippocampus〕 大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経などのはたらきとその制御を行う。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の海馬の言及

【睡眠】より

…この状態になると音刺激ではなかなか起きないが,肉のにおいをかがせると目覚める。 大脳辺縁系(海馬)を刺激すると,寝場所を探し,毛づくろいをするなどの行動がひき起こされる。大脳核のなかの尾状核の刺激では静止状態がひき起こされる。…

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