コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

人形石 にんぎょうせき ningyoite

3件 の用語解説(人形石の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

人形石
にんぎょうせき
ningyoite

ウラン鉱の一種。 Ca1-xU1-xR2x(PO4)2nH2O 。Rは希土類元素。比重 3.2~3.5。斜方晶系。岡山,鳥取県境の人形峠で 1955年発見された。リン酸塩酸化ウランの含有量 23%。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

にんぎょういし【人形石 ningyoite】

岡山・鳥取県境の人形峠ウラン鉱床で発見され,1959年に記載された新種のウラン鉱物。理想化学組成(U4+,Ca,Ce)2(PO4)2・1~2H2O。斜方(擬六方)晶系。比重3.2~3.5。5μm以下の菱形,短冊形の微晶として砂岩・レキ岩層中の空隙を埋め,あるいは鉱染状に産出する。透過光による顕微鏡観察では淡緑色透明であるが,微粒の黄鉄鉱,白鉄鉱,セッコウ,有機物と密雑共生するため,肉眼では黒色すす状,霜柱状に見える。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

人形石
にんぎょうせき
ningyoite

1959年(昭和34)武藤正らによって岡山県人形峠のウラン鉱床中から、その主要鉱石鉱物として報告された新鉱物。黄鉄鉱の微細な結晶と密雑な集合を形成するため、その属性は十分に得られてはいない。容易に分解して燐灰(りんかい)ウラン石となる。ロシアやカナダでも産出が報告されているが、日本では、原産地とその周辺のウラン鉱床以外からは知られていない。[加藤 昭]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

人形石の関連キーワード閃ウラン鉱人形峠スカルン鉱床人形峠環境技術センター鳥取県境港市栄町鳥取県境港市大正町鳥取県境港市花町鳥取県境港市本町東善作ウラン鉱床

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone