最新 地学事典 「トリウム鉱床」の解説
トリウムこうしょう
トリウム鉱床
thorium deposit
鉱石鉱物はモナズ石,トール石,方トリウム石などで漂砂,カーボナタイト,鉱脈鉱床などに含まれる。漂砂鉱床は,インド,ブラジル,マダガスカル,南アなど。カーボナタイトに伴うものはカナダ,南ア,トルコ,鉱脈は南アに知られる。1950年代に原子力発電燃料としてモナズ石からトリウムが生産されたが,ウランに代替され減退。レアアース生産のためインドでは漂砂モナズ石が生産され,トリウムの備蓄が行われている。2016年の世界推定資源量は636万t(インド13%,ブラジル10%,オーストラリア,米国各9%)。
執筆者:正路 徹也・渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

