現代外国人名録2016 「トワイラサープ」の解説
トワイラ サープ
Twyla Tharp
- 職業・肩書
- 舞踊家,振付師 サープ・プロダクション代表
- 生年月日
- 1941年7月1日
- 出生地
- インディアナ州ポートランド
- 学歴
- バーナード・カレッジ(ニューヨーク)卒
- 資格
- 米国文学芸術アカデミー名誉会員〔1997年〕
- 受賞
- ローレンス・オリビエ賞(バレエ振付,第15回)〔1991年〕「ABT’s In the Upper Room」,トニー賞(振付賞,第57回)〔2003年〕「ムーヴィン・アウト」
- 経歴
- カレッジ在学中から、バレエ、モダンダンス、ジャズダンスを学び、卒業後、ポール・テイラー舞踊団にダンサーとして入団。1年後フリーとなり、1965年トワイラ・サープ舞踊団を結成、ニューヨーク市立ハンター・カレッジで処女作「タンク・ダイヴ」を発表し、振付師としてデビュー。’76年アメリカン・バレエ・シアター(ABT)でミハイル・バリシニコフのために「プッシュ・カムズ・トゥ・シャヴ」を振付け、大ヒットを収める。以来バレエ、タップダンス、フラメンコを融合させたフュージョンダンスを確立、スピード感、軽快さ、しなやかさにストンプ・アンド・スクワッターズなど独特のスタイルを駆使、シャープで機知に富む舞踊を創造。振付作品は135を超え、有名なバレエ団のレパートリーになっているほか、映画、ミュージカル、テレビ番組にもなるなど広く活躍。’88〜91年ABT芸術顧問。’91年トワイラ・サープ・ダンスを再結成。’99年以後は様々な国で国際的に活躍。’83年初来日、’92年秀逸な15人のダンサーを擁する新舞踊団を率いて来日。代表作に「キャサリン・ホイール」「ザ・リトル・バレエ」「デュース・クーペ」「ナイン・シナトラ・ソング」「オクテット」「ゴールデン・セクション」「ムーヴィン・アウト」「ラビット・アンド・ローグ」など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報