とんずら(読み)トンズラ

デジタル大辞泉 「とんずら」の意味・読み・例文・類語

とん‐ずら

[名](スル)《「とん」は遁、「ずら」は「ずらかる」の略》逃げること。ずらかること。「当番をさぼってとんずらする」
[類語]逃げエスケープ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「とんずら」の意味・読み・例文・類語

とん‐ずら

  1. 〘 名詞 〙 ( 「とん」は「遁」、「ずら」は「ずらかる」の略か ) 逃げることをいう俗語
    1. [初出の実例]「トンズラしやがったな」(出典:ボロ家の春秋(1954)〈梅崎春生〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android