トーピッチュ(読み)とーぴっちゅ(その他表記)Ernst Topitsch

日本大百科全書(ニッポニカ) 「トーピッチュ」の意味・わかりやすい解説

トーピッチュ
とーぴっちゅ
Ernst Topitsch
(1919―2003)

ドイツ・オーストリア圏の代表的哲学者、思想史家。3月20日生まれ。ウィーン大学で古典文献学と哲学を専攻、1946年哲学博士、1962年にハイデルベルク大学社会学教授、1969年からオーストリアのグラーツ大学哲学教授。イデオロギー批判の視点から近現代の形而上(けいじじょう)学的世界観、ドイツ観念論マルクス主義などを思想史的に分析して、これらの思想のなかに古代ギリシアやオリエントの神話的思考様式が深く根づいており、それがかえって形而上学の魅力の根源になっていることを論証した。主著『形而上学の起源終焉(しゅうえん)』(1958)。

[濱井 修 2015年3月19日]

『生松敬三訳『イデオロギーと科学の間』(1972・未来社)』『宇治琢美訳『ヘーゲルの社会哲学』(1973・未来社)』『碧海純一監訳『認識と幻想』(1984・木鐸社)』

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