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社会哲学 しゃかいてつがく social philosophy

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

社会哲学
しゃかいてつがく
social philosophy

社会生活を全体的,包括的に説明しようとする根本的な考察をいう。 T.ホッブズに始る用語といわれるが,明確な学問として成立しているわけではなく,根本的な概念規定も確立していない。 G.ジンメルは,一般社会学,形式 (純粋) 社会学,哲学的社会学の3部から成る社会学体系を構想し,哲学的社会学は,社会学的認識を可能にする前提や基礎概念を扱う社会認識論と,社会学の直接的な対象的知識の範囲をこえる問題や概念と社会学との関係を扱う社会形而上学から成るとしたが,これが社会哲学の内容を示唆している。

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世界大百科事典 第2版の解説

しゃかいてつがく【社会哲学 social philosophy】

社会哲学は,何らかの意味での人間社会についての哲学的考察という広い意味で解すれば,すでにプラトンの〈理想国〉論以来存在したといえるだろう。しかしこの言葉が成立したのはホッブズ以来といわれるように,近代になって,国家と区別された市民社会を対象とした包括的な考察が,ふつう社会哲学と呼ばれている。ロックらの自然法論ルソーらのフランス啓蒙主義,スミスらの古典経済学,へーゲルに頂点を見いだすドイツ観念論哲学,それを転倒させたマルクス史的唯物論などが,その古典的形態である。

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大辞林 第三版の解説

しゃかいてつがく【社会哲学】

社会生活を全体的に把握しようとする考察。哲学の一分科としては倫理学に接近するが、社会科学の一環としてはその基礎づけの学となる。

出典|三省堂
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