と言って(読み)トイッテ

デジタル大辞泉 「と言って」の意味・読み・例文・類語

と‐いって【と言って】

[連語]
(「これ」「なに」「どこ」に付き、あとに打消しの語を伴って)特に…ない、という意を表す。「これと言って、楽しみはない」
(「…からといって」などの形で、あとに打消しの語を伴って)前述事柄と矛盾する内容を述べる意を表す。…という理由があっても…でない。「貧乏だからと言って、不幸だとは限らない」
接続詞的に用いて、逆接の意を表す。とはいっても。だけれど。「この仕事は単純だ。と言ってだれにでもできる仕事ではない」

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精選版 日本国語大辞典 「と言って」の意味・読み・例文・類語

と 言(い)って

  1. と言うて
    1. [初出の実例]「おめへのいひなさる通り蛍がりに出る人もなし、といって場所をかへるもひけふだから」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)四)

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