南東ヨーロッパ、アルバニア中西部の都市。ドゥラスともいう。アドリア海に臨み、同国随一の港湾都市。人口11万3900(2003推計)、11万3249(2011センサス)。紀元前7世紀ごろギリシア植民による港町エピダムヌスEpidamnusとして興り、ローマ時代はディラキウムDyrrhachiumとよばれてアドリア海とバルカン内陸部を結ぶ交通路の起点として栄え、その重要性のゆえにノルマン、シチリア、セルビア、ベネチア、トルコなどに支配された。1913年アルバニア独立の当初はその首都であった。商業と交通の中心地であるとともに、造船所、発電所を有し、織物、食品、皮革、たばこなどを産出するアルバニア第二の工業都市でもある。また美麗な砂浜があることでも知られる。
[大羽奎介]
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...