現代外国人名録2016 「ドクター・ドレー」の解説
ドクター・ドレー
Dr.Dre
- 職業・肩書
- ミュージシャン,実業家 ビーツ・エレクトロニクス共同創業者
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1965年
- 出生地
- カリフォルニア州コンプトン
- 本名
- ヤング,アンドレ〈Young,Andre〉
- 受賞
- グラミー賞〔1993年〕
- 経歴
- 10代でディスクジョッキーをしながらミキシングの腕を磨き、ワールド・クラス・レッキン・クルーというグループで音楽ビジネスのキャリアをスタートする。アイス・キューブらとともにN.W.A.を結成。1987年のデビューアルバム「ストレイト・アウタ・コンプトン」をはじめミリオンセラーを連発、過激な歌詞が売り物のギャングスタ・ラップを確立した。この頃からプロデューサーとしても頭角を表わし、スヌープ・ドギー・ドッグ(現・スヌープ・ドッグ)を世に送り出す。’92年N.W.A.を脱退、シュグ・ナイトとともにデス・ロウを設立。アルバム「ザ・クロニック」はトリプル・プラチナムの大ヒットを記録し、’93年のグラミー賞を獲得。一方、’95年暴行罪で有罪になるなど数々のトラブルを経験したがその後乗り越え、’96年自身のレーベル・アフターマスを立ち上げ、コンピレーションアルバム「ジ・アフターマス」をリリース。同レーベルからエミネムや50セントをデビューさせる。’99年ヒップホップの傑作と評されるアルバム「2001」を発表。2008年音楽配信のビーツ・エレクトロニクスを共同創業、ヘッドフォンブランド“ビーツ・バイ・ドクター・ドレー”を立ち上げる。2014年5月同ブランドをアップルに売却し、同社の幹部となった。2015年16年振りのアルバム「コンプトン」をリリース。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報