どしめく(読み)ドシメク

デジタル大辞泉 「どしめく」の意味・読み・例文・類語

どし‐め・く

[動カ四]どしどし音をたてる。大声でどなりちらす。
日頃はどっぱさっぱと―・けど」〈浄・忠臣蔵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どしめく」の意味・読み・例文・類語

どし‐め・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語 ) どしどし音をたてる。大声でどなりちらす。騒ぎたてる。
    1. [初出の実例]「九四が我が応の六三をばひたいきってどしめく」(出典:土井本周易抄(1477)四)
    2. 「両宗の檀那爰をせんどと、どしめくあひだ」(出典:信長記(1622)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android