ドバイ原油(読み)ドバイゲンユ(その他表記)Dubai crude

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ドバイ原油」の意味・わかりやすい解説

ドバイ原油
どばいげんゆ
Dubai crude

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで産出される原油。国際的な原油取引の際に価格指標として用いられるマーカー原油の一つとなっている。

[編集部 2021年7月16日]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドバイ原油」の意味・わかりやすい解説

ドバイ原油
ドバイげんゆ
Dubai oil

アラブ首長国連邦のドバイ首長国で生産される原油。生産量1日当たり約 35万バーレルで,中質油だが,やや重い。ドバイはかねてより政府公式販売価格を設定しておらず,すべてスポット価格で販売してきたことから,スポット契約の増加に伴い,原油市況の先行指標的存在となった。北海産のブレント (→北海ブレント ) が投機色のある先行指標油種であることにちなんで,中東のブレントとも呼ばれている。

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