最新 地学事典 「ドラマイラ岩体」の解説
ドラマイラがんたい
ドラマイラ岩体
Dora Maira massif
西アルプス・ペンニン帯に属し,古生代後期の大陸地殻物質を主な原岩とする南北70㎞,東西30㎞に及ぶ複合ナップ岩体。アルプス変動時に岩体の大半のナップは青色片岩相~石英エクロジャイト相の変成作用を被っているが,Chopin(1984)は岩体南部の白色片岩からコーサイトを発見し,超高圧変成岩研究の端緒となった。超高圧変成岩の産出は1枚の薄いナップ(10×5×1km3)中に限定される。参考文献:Compagnoni et al.(2012) J.Map, Vol.8: 465
執筆者:平島 崇男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

