岩石学辞典 「青色片岩相」の解説 青色片岩相 藍閃石片岩相[Eskola : 1920, Ernst : 1963, Bailey, et al. : 1964].青色片岩(blue schist)という語は方解石,雲母,石英からなる片岩(calc-mica-schist)に付けられた名称であったが[Holger : 1840],アーンストは温度,圧力がある特定の範囲で生じた藍閃石片岩を青色片岩(blueschist)とよび,青色片岩相とした[Ernst : 1963, Bailey, et al. : 1964].青色片岩相は藍閃石片岩相と同じ意味であるが,青色の鉱物は他の条件でも産出するので不適当な点もあり,どちらにしても混乱はなくならないようである. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報