ドルンビルン(その他表記)Dornbirn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドルンビルン」の意味・わかりやすい解説

ドルンビルン
Dornbirn

オーストリア西端部,フォラルルベルク州の都市。ボーデン湖に近く,ブレゲンツの南,ライン川の流域に含まれる。9世紀末に歴史に登場,1380年以降オーストリアに属する。伝統的な繊維工業地帯の中心都市で,繊維のほか醸造機械鉄工木工,プラスチック加工などの工業も立地する。国際貿易見本市も毎年開催される。 15世紀の鐘楼をもつ新古典主義様式の聖堂をはじめ,由緒ある建物が残存する。人口4万 881 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android