ナイメーヘンの講和(読み)ナイメーヘンのこうわ(その他表記)Treaty of Nijmegen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナイメーヘンの講和」の意味・わかりやすい解説

ナイメーヘンの講和
ナイメーヘンのこうわ
Treaty of Nijmegen

フランス王ルイ 14世が 1672年に始めたオランダ戦争の和平条約 (1678) 。この条約によって,フランスはスペインからフランシュコンテ地方とカンブレー,ブシャン,バランシエンヌ,コンデ,モブージェなどフランドルのいくつかの都市を獲得した。オランダは 67年 J.コルベールによって一方的に課せられた高率の新関税 (毛織物などの関税を 64年の2倍とする) に強く反発し,結局フランスは 64年の低税率への復帰を余儀なくされた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む