現代外国人名録2016 「ナタリアマカロワ」の解説
ナタリア マカロワ
Natalia Makarova
- 職業・肩書
- バレリーナ 元アメリカン・バレエ・シアター(ABT)プリンシパル
- 国籍
- ロシア
- 生年月日
- 1940年11月21日
- 出生地
- ソ連ロシア共和国レニングラード(ロシア・サンクトペテルブルク)
- 本名
- Makarova,Natalia Romanovna
- 学歴
- ワガノワバレエ学校卒
- 受賞
- トニー賞(ミュージカル主演女優賞,第37回)〔1983年〕「オン・ユア・トウズ」,シアター・ワールド賞〔1983年〕,ローレンス・オリビエ賞(ミュージカル女優賞,第9回)〔1984年〕「オン・ユア・トウズ」,フレッド・アステア賞〔1983年〕,ロンドン・スタンダード・バレエ賞〔1986年〕
- 経歴
- 1953年13歳の時ワガノワバレエ学校(キーロフ学校)に入り、バレリーナの道を歩み始める。’59年キーロフ・バレエ団に入団、キーロフ劇場で「ジゼル」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」などロマンティック・バレエのヒロインを踊る。’65年ヴァルナ・コンクールで優勝。’70年3度目のロンドン公演終了後、亡命。同年秋、米国に渡り、ニューヨークのアメリカン・バレエ・シアター(ABT)に入り、以来数々のレパートリーをこなす。’74年ゲスト・アーティストとして英国のロイヤル・バレエ団に入団。’78年長男出産後もバレエを続ける。この間、クラシック・バレエ、ネオ・クラシック、モダン・バレエ、ミュージカルと幅広い分野で活躍し、独自の踊りを築き、パヴロワ、ウラノワ、プリセツカヤらに優るとも劣らない偉大なプリマバレリーナとなる。’89年19年振りに故郷レニングラードを訪れ、キーロフ劇場でクランコ「オネーギン」を踊った。’92年現役引退。ABTに「ラ・バヤデール」を振付けたほか、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」などの改訂も手がける。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報