現代外国人名録2016 「ナタリーバイ」の解説
ナタリー バイ
Natharie Baye
- 職業・肩書
- 女優
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1948年7月6日
- 出生地
- マネヴィル
- 本名
- メズニル,ジュディス
- 学歴
- パリ・コンセルヴァトワール
- 受賞
- セザール賞助演女優賞〔1981年〕「Sauve qui peut」,セザール賞主演女優賞(第8回)〔1983年〕「愛しきは、女」,ベネチア国際映画祭主演女優賞(第56回)〔1999年〕「ポルノグラフィックな関係」,セザール賞主演女優賞(第31回)〔2006年〕「Le Petit Lieutenant」
- 経歴
- 15歳でモンテカルロのバレエの名門校に入学。17歳の時ニューヨークへ行きオペラ・ガールとして働きながらバレエ学校に通う。帰国したが仕事がなく、奨学金を得て演技学校のルネ・シモンのコース、次いでコンセルヴァトワールで学び、俳優エージェントと契約。1972年映画「ふたり」の端役でデビュー。これが契機となり’73年フランソワ・トリュフォー監督の「アメリカの夜」に出演。続く「La gueule ouverte」が不評で仕事がなくなり、しばらく舞台に立つ。’77年トリュフォー監督の「恋愛日記」、’78年「緑色の部屋」に主演。その後もトリュフォー、ジャン・リュック・ゴダールらフランスを代表する監督たちの作品に数多く出演し、フランスで最も人気ある女優になる。’99年「ポルノグラフィックな関係」でベネチア国際映画祭主演女優賞を受賞。他の作品に「勝手に逃げろ/人生」(’80年)、「愛しきは、女/ラ・バランス」(’82年)、「ゴダールの探偵」(’85年)、「夏に抱かれて」(’87年)、「セ・ラ・ヴィ」(’90年)、「バルニーのちょっとした心配事」(2000年)、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(2002年)、「わたしはロランス」(2014年)、記録映画「フランソワ・トリュフォー/盗まれた肖像」(1993年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報