最新 地学事典 の解説
ナトリウム━カルシウムへんしつ
ナトリウム-カルシウム変質
sodic calcic alteration
NaとCaを付加しKやSiを減少させる熱水変質で,さまざまな母岩に認められる。斑岩銅鉱床では,鉱床中心下部に発達,貫入岩中のアルカリ長石をアルバイトや緑れん石,ホルンブレンドや黒雲母をアクチノ閃石で置換する。泥石を伴うこともある。磁鉄鉱を含み硫化物に乏しい。鉄酸化物金・銅鉱床では,単斜輝石,スカポライト,アルバイト±チタン石±方解石で特徴づけられ鉱床下部に発達する。いずれの鉱床でも高塩濃度熱水により形成される。
執筆者:渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

