ナトリウム漏れ事故

共同通信ニュース用語解説 「ナトリウム漏れ事故」の解説

ナトリウム漏れ事故

1995年12月8日、高速増殖炉もんじゅの2次系配管の内側に設置された温度計のさや管が折れ、漏れた冷却材ナトリウムが発火した。動力炉・核燃料開発事業団(当時)は、事故後の立ち入り時刻虚偽報告したほか、撮影したビデオを大幅に編集したり、存在を隠蔽いんぺいしたりして批判を浴びた。大規模改造工事でナトリウム対策が強化されたが、2007年5月のナトリウム再注入後も漏えい検出器の誤作動が相次ぎ、運転再開がたびたび延期された。

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