事典 日本の大学ブランド商品 「なにわの育」の解説
なにわの育
大阪府立大学(大阪府堺市中区)の大学ブランド。
古代米を使用してつくられた日本酒。生命環境科学部による府大発ブランド品開発研究会の開発第1号商品である。学内で長年収集・保存をしている古代米の中から酒好適米アサムラサキを用い、西條合資会社(河内長野市)の協力を得て清酒「なにわの育」を完成させた。味わいは香り豊かで芳醇。また、アサムラサキは抗酸化作用・抗がん作用があるといわれているアントシアニンを豊富に含んでおり、このアントシアニン由来の美しいピンク色が目にも楽しい一品となっている。なお、純米仕込ではあるが、アサムラサキの等級が一般米のため純米酒ではない。価格は、1本720ml化粧箱入で1680円(税込)。ネット限定数300本。天野酒醸造元西條合資会社取り扱い。なお、「なにわの育」は、2009(平成21)年10月に商標登録済(第5276953号)。権利者は、公立大学法人大阪府立大学。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報