ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニアニ」の意味・わかりやすい解説 ニアニNiani; Nyani マリとギニアの国境,ニジェール川の支流サンカラニ川左岸にある古代マリ帝国の首都。この王国は,13世紀に金市場を握ったカンガバ王国が,近隣諸部族を征服して建てたものである。 1324年,メッカ巡礼の途中カイロに立寄り,莫大な金をばらまき,カイロの金相場に大きな影響を与えたといわれるマンサ・ムーサの頃が全盛期だった。その後,モシ族,トゥアレグ族,ソンガイ族の侵略を受け,マリ帝国はもとのカンガバ王国へと後退した。ニアニ首都説にはいくつか異論があり,最近の発掘でも決定的な証拠は発見されなかった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by