にしても(読み)ニシテモ

デジタル大辞泉 「にしても」の意味・読み・例文・類語

にして‐も

[連語]《「にして」+係助詞」》
…であることを考えても。…する場合でも。とはいえ。「雨天にしてもこの記録は悪すぎる」「負けるにしても最善を尽くせ」
いずれの場合も例外ではない意を表す。…でも。「人格にしても能力にしても申し分がない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「にしても」の意味・読み・例文・類語

にして も

  1. …においても。…にあっても。であっても。
    1. [初出の実例]「西天にしても正師にあはず、いたづらに論師経師にのみあへり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持下)
  2. …する場合でも。たとえそういう場合でも。
    1. [初出の実例]「色じたてにするにしても、淋しひ女郎かひも、けちなり」(出典:洒落本・傾城買指南所(1778))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む