ニジニタギル(その他表記)Nizhnii Tagil

改訂新版 世界大百科事典 「ニジニタギル」の意味・わかりやすい解説

ニジニ・タギル
Nizhnii Tagil

ロシア連邦中部の工業都市。ウラル山脈中部の東斜面,タギル河畔にある。人口38万3000(2005)で,スベルドロフスク州第2の都市である。1721年に付近の鉄鉱山の採掘が始まり,25年に町となり,ウラル製鉄業の中心となった。現在,レーニン製鉄コンビナート,ウラル鉄道車両工場などがあり,前者は高品位鋼の,後者は大型貨車の生産で重要な地位を占めている。
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関連語 米川 哲夫

百科事典マイペディア 「ニジニタギル」の意味・わかりやすい解説

ニジニ・タギル

ロシア,ウラル山脈東麓の工業都市。銅製錬のほか鉄鋼,機械,車両,化学などの工業が行われる。1725年創設。1930年代以降,大規模な鉄鋼コンビナートが建設され,ウラル製鉄業の中心となった。37万3631人(2009)。

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