ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニューハム」の意味・わかりやすい解説 ニューハムNewham イギリス,イングランド南東部,グレーターロンドンを構成する 33地区の一つ。内部ロンドンに属する区で,ロンドン市(シティ)の東に位置し,西をリー川,南をテムズ川,東をロディング川にかぎられる。19世紀以来人口が急増して住宅事情が悪化し,特に南西部ではスラムが広がった。しかし 1960年代にこれらの住宅は取り壊され,近代的な団地に生まれ変わった。テムズ川沿いはロイヤル・ドックを中心に工業地帯となっており,機械,金属加工などの工場が集中している。面積 36km2。人口 24万3891(2001)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニューハム」の意味・わかりやすい解説 ニューハムにゅーはむNewham イギリスの首都大ロンドンの区の一つ。大ロンドン東部、テムズ川の北岸に位置する。対岸はグリニジ区。面積36平方キロメートル、人口24万3737(2001)。1965年、イースト・ハムEast Ham、ウェスト・ハムWest Ham両市と旧ロンドンのウールウィッチWoolwich区とバーキング市の各一部が合併、成立した。テムズ川沿いはロイヤル・ドックを中心に港湾施設、船舶修理工場、火力発電所、ガス工場が立地する。北東部は住宅地。[久保田武] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by