ニーナワー県(読み)ニーナワー(その他表記)Nīnawā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニーナワー県」の意味・わかりやすい解説

ニーナワー〔県〕
ニーナワー
Nīnawā

イラク北西部,シリアと国境を接する県。県都はモースル。 1969年,旧モースル県を,ニーナワー県とダフーク県に2分して設置された。県都のすぐ北に古代アッシリアの都市ニネベの遺跡があることから,この名称をつけた。チグリス川が北から南へ貫流している東側の部分を除き,県内の大部分は涸れ川 (ワディ) や塩の平原の多い乾燥地帯である。チグリス川の両岸は耕地が広がり,大麦,小麦,果物などが主要農産物であるが,石油開発も重要な産業である。ニネベのほか,ホルサバード,アッシュールなど古代遺跡が多い。面積3万 7323km2。人口 147万 9430 (1987) 。

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