現代外国人名録2016 「ニールジョーダン」の解説
ニール ジョーダン
Neil Jordan
- 職業・肩書
- 映画監督,脚本家,作家
- 国籍
- アイルランド
- 生年月日
- 1950年2月25日
- 出生地
- スライゴ
- 本名
- Jordan,Neil Patrick
- 学歴
- ダブリン大学卒
- 受賞
- アカデミー賞脚本賞(第65回,1992年度)〔1993年〕「クライング・ゲーム」,ガーディアン・フィクション賞〔1979年〕「Night in Tunisia」,ベネチア国際映画祭金獅子賞(第53回)〔1996年〕「マイケル・コリンズ」,ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞,第48回)〔1998年〕「ブッチャー・ボーイ」,BAFTA賞脚本賞〔2000年〕「ことの終わり」,アイルランド映画テレビ賞生涯功績賞〔2003年〕
- 経歴
- 1976年26歳の時に処女短編集「Night in Tunisia(チュニジアの夜)」を発表、’79年ガーディアン・フィクション賞を受賞。’79年「過去」、’83年に「獣の夢」を出版。脚本家として映画界でのキャリアをスタートさせ、’82年「殺人天使」で映画監督デビュー。アンジェラ・カーターの作品を映像化したファンタジック・ホラー映画「狼の血族」(’84年)で監督としての地位を確立した。’92年「クライング・ゲーム」でアカデミー賞の作品賞や監督賞にノミネートされ、脚本賞を受賞。’94年の「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」は世界的ヒットを記録した。’96年には故国の革命家を描いた「マイケル・コリンズ」(’95年)でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。他の監督作品に「モナリザ」(’86年)、「俺たちは天使じゃない」(’89年)、「スターダスト」(’90年)、「ブッチャー・ボーイ」(’97年)、「ことの終わり」(’99年)、「プルートで朝食を」(2005年)、「ブレイブワン」(2007年)、「オンディーヌ」(2009年)、「ビザンチウム」(2012年)などがある。2011〜2012年にはテレビシリーズ「ボルシア家 愛と欲望の教皇一族」で監督、製作総指揮、企画を兼任した。1985年第1回東京国際映画祭出席のため初来日。2010年第23回同映画祭にコンペティション部門の審査委員長として来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報