ヌーリシエ(その他表記)Nourissier, François

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌーリシエ」の意味・わかりやすい解説

ヌーリシエ
Nourissier, François

[生]1927.5.18. パリ
フランスの小説家。『灰色の水』L'Eau grise (1951) ,『オトゥイユの孤児』 Les Orphelins d'Auteuil (56) などののち,自伝的小説『夜のように青く』 Bleu comme la nuit (58) ,『あるプチ・ブルジョア』 Un petit bourgeois (64) ,『あるフランス史』 Une histoire française (65) で自己のスタイルを確立。ほかに『死』 La Crève (70) ,『アルマンド』 Allemande (73) ,大作『雲の帝国』L'Empire des nuages (81) など。『ヌーベル・リテレール』誌や『フィガロ』紙の文芸時評家としても知られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android