ネギの利用法による切り方のちがい(読み)ねぎのりようほうによるきりかたのちがい

食の医学館 の解説

ねぎのりようほうによるきりかたのちがい【ネギの利用法による切り方のちがい】

小口切り
 端から輪切りにするのが小口切りです。2~3mm幅のものは汁ものの具に。水にさらして辛みを抜いたものはとうふ、麺類(めんるい)などの薬味に。
・斜め切り
 厚さ1cmくらいに大きく斜めに切ります。切り口の表面が大きくなるので、火のとおり、味の染み込みが早い。すき焼きや鍋もの、炒(いた)めものに。
・回し乱切り
 ネギを回しながら大きく斜めに切っていきます。斜め切り同様、切り口の表面が大きくなるので味が早く染み込む。ホイコーローや中国風の炒めものに。
・白髪ネギ
 4~5cm長さに切ってからタテ半分に切り、芯(しん)を除きます。繊維にそってごく細い千切りにし、切るはしから水にさらしていきます。シャキッとしたらざるにあげ、水気をよく切って使います。煮ものや炒めもの、魚料理の薬味などに添えます。
・みじん切り
 使う部分にあらかじめタテに切れ目を入れ、端から小口に切っていくとみじん切りになります。ソースや炒めものの香味野菜として。

出典 小学館食の医学館について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android