部品セットを外国に送り、それを現地で製品に組み立てて販売する方式。自動車に典型的にみられる。この方式を採用する理由は、完成品を輸送するよりも多種・膨大な部品のまま輸送するほうが運賃を節約できること、現地の安い労働力を組立てに利用できること、安定した部品による良品質の製品を供給できることなどである。国によっては、産業育成のために製品輸入に高率の関税を課すところもあるが、この方式はそれを回避することができる。その反面、現地に組立工場を設ける必要があること、国によっては部品の国産化率により製品輸入と同一に扱うことなどの問題点がある。
[森本三男]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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