ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノブゴロド州」の意味・わかりやすい解説 ノブゴロド〔州〕ノブゴロドNovgorod ロシア北西部の州。州都ノブゴロド。東部にあるバルダイ丘陵を除いて大部分が平地から成り,湿地帯が多く,西部にイリメン湖がある。1月の平均気温-10~-7℃,7月は 16~17℃。年降水量 600~650mm。森林地帯に入り,約 60%が森林である。泥炭,耐火煉瓦用粘土などの地下資源がある。畜産を中心に,穀物 (ライムギ,カラスムギ) ,アマ (亜麻) ,ジャガイモの栽培などを行う。機械 (メリヤス製造用機械,コンデンサ) ,化学 (肥料) ,耐火煉瓦,製材,製紙,食品などの工業がある。州内をモスクワとサンクトペテルブルグを結ぶ鉄道,ハイウェーが通り,イリメン湖やロバチ川その他の河川が水運に利用される。面積5万 5300km2。人口 75万 4600 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by