ノルウェー音楽(読み)ノルウェーおんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノルウェー音楽」の意味・わかりやすい解説

ノルウェー音楽
ノルウェーおんがく

民俗音楽はほかのスカンジナビア諸国と本質的に変らないが,中世の英雄叙事詩など古いものがかなり残っている。山地の呼び声や牧人の歌には単旋聖歌の影響がみられ,教会旋法の名残りを示す民謡も多い。一方,民俗舞踊にはガンガール,ハリング,スプリングレイクなどの拍子のものがある。芸術音楽は,1814年の独立後,V.トラーネらにより始り,E.グリーグが出て初めて世界的水準に高められた。特に組曲『ペール・ギュント』は民族的特色をそなえて有名。ほかに『ノルウェー狂詩曲』を書いた S.スベンセン,J.ハルボルセン,『春のささやき』で知られる C.シンディングが活躍した。

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