ハイアイポイント(その他表記)high eye point

デジタル大辞泉 「ハイアイポイント」の意味・読み・例文・類語

ハイ‐アイポイント(high eye point)

カメラ双眼鏡望遠鏡において、アイレリーフを長くしたもの。眼鏡などを装着したまま、視野全体を見渡すことができる。ロングアイレリーフ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

カメラマン写真用語辞典 「ハイアイポイント」の解説

ハイ・アイポイント

 ファインダーアイピース (接眼部)から目を離しても、ファインダー全視野が見渡せるために、目の位置= アイポイント を長く(17~20mmぐらいまで)設計してあるファインダーのこと。メガネ使用者などには非常に便利であり、現在の一眼レフでは高級機は当然だが、中級機以下でもハイ・アイポイント設計にしてあるものがある。なお、「ハイ・アイポイント」という言葉はもともとニコンが使ったもので、同社のアクションファインダー(アイポイントがきわめて長い)などがそのルーツになっている。通常のファインダーとして採用されたのも、ニコンのF3ハイアイポイント(右写真)が最初である。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

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