知恵蔵mini 「ハゲタカジャーナル」の解説 ハゲタカジャーナル 信頼性の低い研究論文を掲載するインターネット専用の学術誌を指す俗称。論文をインターネット上で無料公開するオープンアクセス(OA)の広がりとともに、厳密な内容チェックを行わず、著者が料金を支払うだけで論文を掲載する学術誌が急増し、専門家から「ハゲタカジャーナル」と呼ばれるようになった。根拠に乏しい研究成果が流布する恐れがあるとして、世界的に問題視されている。日本からも多数の論文が投稿されていることを受け、2018年より国内の大学が所属研究者への注意喚起や指導などの対策を進めている。 (2018-10-16) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報