ハソンビン省(読み)ハソンビン(その他表記)Ha Son Binh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハソンビン省」の意味・わかりやすい解説

ハソンビン〔省〕
ハソンビン
Ha Son Binh

ベトナム北部の省。省都ハドン。首都ハノイの南西に接する。住民の 80%以上はベトナム人であるが,ほかにムオン族が多い。ムオン族は省の南西部山地に住み,養蚕林業手工業に従事する。省の西部を流れるダ川はホン川 (紅河) の支流で,包蔵水力がきわめて大きく,1970年代後半以降,予定出力 200万 kWのホアビン発電所の建設を含む総合開発計画が進められている。西部一帯はベトナムで最も早くから人類が住みついた地方の一つで,中石器時代遺跡 (ホアビン文化) が発見されている。面積 5978km2。人口約 154万。

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