はっき(読み)ハッキ

デジタル大辞泉 「はっき」の意味・読み・例文・類語

はっき

[副]明らかなさま。確かなさま。はっきり。
「―と口を切らぬ瞬間に」〈漱石虞美人草

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精選版 日本国語大辞典 「はっき」の意味・読み・例文・類語

はつ‐き

  1. はつき
    はつき
  2. 〘 名詞 〙 室町時代以降、宮中雑仕(ぞうし)樋洗(ひすまし)などの下級女官略装薄衣を腰に纏(まと)いつけたもの。
    1. [初出の実例]「はつき 〈略〉地白ねりのしめ地の如き小袖也」(出典:和訓栞(1777‐1862))

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