デジタル大辞泉 「ハパランダ」の意味・読み・例文・類語 ハパランダ(Haparanda) スウェーデン北東部の都市。北極圏に近く、ボスニア湾に注ぐトルネ川を挟んでフィンランドのトルニオと相対する。木材の集散地で、漁業が盛ん。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハパランダ」の意味・わかりやすい解説 ハパランダはぱらんだHaparanda スウェーデン北部、ノールランド地方東端の商業都市。人口1万0384(2001)。トルネ川を挟んでフィンランドと相対する。ヨーロッパ道4号線上にあり、国境税関が置かれている。地方商業の中心地で、またサケ、ニシンの近海漁業も盛んである。1809年に対岸の現フィンランド領トルニオ市を失ったことにより建設された都市で、1842年に都市権を得て今日に至る。近代的な建築の教会があり、その庭に第一次世界大戦戦没者記念碑がある。[中島香子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のハパランダの言及 【トーネ[川]】より …上流は高原でサーメ人(ラップ人)のトナカイ遊牧地,中流は針葉樹林,下流は湿原が多い。河口のフィンランド側にトーネTorne町,スウェーデン側にハパランダHaparanda町があり,林業と物資集散の中心地になっている。針葉樹林にはオオツノジカ,ヒグマ,狐が多い。… ※「ハパランダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by