ハミング符号(読み)ハミングフゴウ(その他表記)Hamming code

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改訂新版 世界大百科事典 「ハミング符号」の意味・わかりやすい解説

ハミング符号 (ハミングふごう)
Hamming code

1950年にアメリカのベル電話研究所のハミングR.W.Hammingによって考案された符号通信の1ビットの誤りを訂正することができる誤り訂正符号をいう。通常“0”と“1”から構成される二元符号で,誤りの有無を検出するのには,パリティ検査符号が用いられる。パリティ検査符号では,符号の中で用いられている“1”の数が偶数個あるか,奇数個あるかに従って,“0”または“1”のパリティ検査ビットが付加される。ハミングは,複数個のパリティ検査点を付加することにより,単一誤りを訂正する符号を考案した。これをハミング符号と呼ぶ。ハミング符号は,その後,符号理論にまで発展し,これに基づき多数の符号が考案されるきっかけをつくった。
符号
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世界大百科事典(旧版)内のハミング符号の言及

【アラバマ[州]】より

…面積13万3915km2,人口427万(1996)。州都はモンゴメリー,最大都市はバーミングハム。州名はチョクトー・インディアンの言葉alba ayamule(茂みを切り開く)に由来するといわれる。…

※「ハミング符号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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