はれやれ(読み)ハレヤレ

デジタル大辞泉 「はれやれ」の意味・読み・例文・類語

はれ‐やれ

[感]
ためいきをついたり、ほっとしたりしたときに発する語。あれまあ。やれやれ。
「―、姫御前と申す者はお気が細い」〈浄・大経師
相手に呼びかけるときに発する語。さあさあ。
「―、―、―、きりきり乗らっしゃれ」〈浄・丹波与作

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精選版 日本国語大辞典 「はれやれ」の意味・読み・例文・類語

はれ‐やれ

  1. 〘 感動詞 〙 ( 「はれ」に感動詞「やれ」を重ねたもの )
  2. ため息をついたり、ほっとしたりした時に発することば。
    1. [初出の実例]「渡り鳥遠ひ所をはれやれやれ〈西花〉 とやいて見てもきかぬみみつく〈西友〉」(出典:俳諧・西鶴五百韻(1679)何鞠)
  3. 景気づけに発する語。さあさあ。
    1. [初出の実例]「はれやれ、はれやれ、はれやれ、きりきり乗らしゃれ」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)上)

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