20世紀西洋人名事典 「ハロルドアレクサンダー」の解説
ハロルド アレクサンダー
Harold Alexander
1891.12.10 - 1969.6.16
英国の軍人。
元・陸軍元帥。
ロンドン生まれ。
本名Harold Rupert Leofric George Alexander。
北アイルランドの伯爵家の3男として生まれた。第二次世界大戦中の1940年に、フランスのダンケルク撤退時後衛戦線で活躍し、’42年には、中東地域総司令官を命じられ、モンゴメリー第8軍の司令官として、エル・アラメインの戦いで、ロンメル軍を完全に撃破した。北アフリカ、イタリアの作戦ではアイゼンハワーの右腕となった。沈着かつ冷静な性格で作戦に成功し、チャーチルはかれに関してほとんど欠点を見いだせないと評している。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報