ハロー・ドーリー!

デジタル大辞泉プラス 「ハロー・ドーリー!」の解説

ハロー・ドーリー!

①1964年初演のミュージカル原題Hello, Dolly!》。脚本:マイケル・スチュアート、作詞作曲:ジェリー・ハーマン。ソーントンワイルダー喜劇縁結び』に基づく。1964年に第18回トニー賞(ミュージカル作品賞)を受賞。
②①のテーマ曲。1964年にジャズ・ミュージシャンのルイ・アームストロングが歌い、全米第1位を獲得した。原題《Hello Dolly!》。
③1969年製作のアメリカ映画。原題《Hello, Dolly!》。①の映画化。監督:ジーン・ケリー、出演:バーブラ・ストライサンド、ウォルター・マッソー、ルイ・アームストロングほか。第42回米国アカデミー賞作品賞ノミネート。同美術賞、ミュージカル映画音楽賞、音響賞受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のハロー・ドーリー!の言及

【ワイルダー】より

…これは舞台監督と称する人物が観客に直接語りかけて事件の時や場所を自由に指定し,人物のしぐさによって小道具の存在を示すなど,リアリズムの手法を脱したところに特徴がある。ほかには,人類が一連の危機をからくも逃れてきた経過を描いた《危機一髪》(1942)や,ミュージカル《ハロー,ドーリー!》(1964)の原作となった喜劇《結婚仲介者》(1954),一幕劇多数がある。小説には,18世紀ペルーを舞台に人間の運命が天の摂理によって支配される様を描いた《サン・ルイス・レイ橋》(1927),ジュリアス・シーザーの最後の数ヵ月をたどった《3月15日》(1948),人間性のあり方を掘り下げた《第8日》(1967),《シオフィラス・ノース》(1973)などがある。…

※「ハロー・ドーリー!」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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