20世紀西洋人名事典 「ハワードカーター」の解説
ハワード カーター
Howard Carter
1873.5.9 - 1939.3.2
英国のエジプト学者。
元・カイロ博物館上エジプト地区遺跡補佐官。
イングランドのノーフォーク県スワッフハム生まれ。
父親が動物画家であったことから写生画法を学び、17才の時エジプト学者ニューベリに写生画家として雇われ、エジプトに行く。その後エジプト学を学び、1899年上エジプト地区遺跡補佐官に採用され、1902年「王家の谷」の発掘を開始する。カーナヴォンの後援を得て、’22年にツタンカーメン王墓を発見し、一躍有名となる。著書に「ツタンカーメン発掘記」(’71年)3巻がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報